カタール人の結婚式潜入レポ!世界一裕福な国の結婚式は規格外の豪華さだった!!
今から3年ほど前、仕事の関係で数ヶ月カタールに滞在していました。
その際、運良くカタール人の結婚式に潜入する機会がありましたので、その様子をご紹介します(写真は私です。現地人ではありません)。
カタールは中東のイスラム国家で、人口はおよそ260万人(大阪市と同じくらい)。
日本から直行便で12時間くらいかかります。
場所は、アラビア半島からちょこんと出ている半島です。
首都はドーハ(サッカーで有名なドーハの悲劇の舞台です)。
夏には気温50℃を超える灼熱の地で、
国土の殆どが砂漠ですが、世界有数の天然ガス産出国のため、非常に潤っています(金銭的な意味で)。
一説では世界一裕福な国とも言われており、
なんと、
医療費タダ!
幼稚園から大学までの授業料タダ!
水道光熱費タダ!
所得税、消費税なし!
そんなカタールでは、なんと結婚式場も無料で貸してくれるのだそう。
そして、その結婚式場がコチラ!!
これが無料ってマジかよ!!
どこぞの宮殿にしか見えないが、れっきとした結婚式場なのだ(何度も言うが、これが無料です!)。
しかも、カタールでは結婚式に人を呼ぶハードルがメッチャ低いらしく、なんと、一度も新郎新婦に会ったことない私も結婚式に行けることに。笑
ラッキー!!!
10m以上あるバカでかい入り口を通り抜けると、中はまるで高級ホテルの宴会場のよう。
私たち以外みんな民族衣装を着ているので、スーツ姿の日本人はとっても目立つ(写真に写っているのは、一緒に式に呼ばれた会社の先輩)。
パブリックビューイングでもできそうな巨大なモニターまで備え付けられている。
みんな大きな声で歌いながら、剣の舞を踊っている。
ここまで見てきて、皆さんあることにお気づきだろうか?
この結婚式場には男性しかいないのだ。
男性同士のカップルの結婚式という訳ではなく、カタールの結婚式は男女別に開かれるのが一般的。
別のところでは新婦を囲む女性だけの結婚式が開かれている。
そこでは、普段は黒い衣装に身を包み素顔を出さない女性たちが、派手なドレスで華やかに踊るそうだ(もちろん男子禁制)。
(上の写真、ちゃっかり私も写り込んでます)
男性側の式では、皆が剣の舞を踊ったり太鼓を叩いたりして、結婚を祝している。
ちなみに、トイレの入り口はこんな感じ。
上から下まで大理石で敷き詰められており、天井にはシャンデリアが飾られている。
これが中東のオイルマネーか。。。
(正確にはカタールの場合はガスマネー)。
そして、会場の奥に進むと、なにやら料理の準備がされている。
これ、何料理だか分かりますか??
これなんと、
ラクダなんです!!
ラクダの丸焼き!!
手の大きさと比べるとその大きさが良くわかると思います。
骨とかあって結構生々しい。
大きく膨らんでる部分は、ラクダのコブらしい(脂身なんだって)。
ラクダはお祝いの時にしか食べないので、カタールの人にとってもご馳走だそう。
日本でいう鯛のお頭みたいな感じかな?
(もっとインパクトすごいけど)
最後に、新郎と記念撮影!(目瞑っちゃった)
知り合った現地の人とも記念撮影!
こんな感じで、見るもの全てが刺激的で楽しいカタール人の結婚式でした!
ちなみに、ご祝儀という文化はないので、参加者の持ち出しは一切なし。
いったい、いくらかかってるんだ…。
こんな式を普通に上げてしまうカタール人、恐るべし。。。
とにかく貴重な体験をさせてもらいました。
以上、カタール人の結婚式事情でした!!
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